【2016 Super耐久】レースレポート Rd.1 in もてぎ

クマケン & ブラッドスポーツ レーシング として1年間、準備を重ね、ついに待望のフル参戦エントリー。
2016シーズンはS耐25周年、過去最高台数のエントリー、TV放映など 絶頂のタイミングとなるが

残念ながら、途中ミッショントラブル交換により完走を果たすも
規定周回未達のため順位認定とならなかった。

 

 

■大会概要 大会名:茂木スーパー耐久レース5時間

開催地:ツインリンクもてぎ(一周:4.801km)
開催日:4/2~4/3(日) 来場者数:11,000人

■チーム クマケン & ブラッドスポーツレーシング
 隈元建設✕BSR WM☆Vitz
 ドライバーラインナップ A 松尾充晃 B 三木貴浩 C 大岩浩気

■ツインリンクもてぎサーキット・レビュー
4/2(天気:曇りのち小雨 コース状況:ドライ)
予選50位/62台 ST5クラス 4位/13台
4/3(天気:曇り コース状況:ドライ)
決勝 ST5クラス 完走84周回:順位認定ならず
(規定周回86周・周回数未達)/ 13台




【Day1】:公式練習

2016シーズン 新しいカラーリングとチームロゴが
もてぎのピットに映える。

隈元建設✕BSR WM☆Vitz は
昨年スポットの岡山ラウンドから事前の公式テストでも
悪くない位置で走れる良い感触を残していた。

全部で3回の走行枠をST5クラス2位 2'19.918 のタイムで終了。

そしてベストタイムを刻んだのは
今回Cドライバースポット参戦の 大岩 浩気選手
昨年からVitzレースでレースデビュー、
ここ茂木ではスポットのFitチャレンジカップで表彰台に登った事もあり
コースとの相性の良さに加えキラリ光り
ポテンシャルの高さを表に出した。


【Day2】:公式予選

パワーで勝るFit3勢には一発のタイムが劣るのは織り込み済み。
軽量のマシンでタイヤの負担を減らしつつ、
決勝で順位が入れ替わった時にキッチリと賞典内に継ぐ
位置をキープできるか否かが今回のキーポイントだ。

 


TOTAL 4'38.736(A/B合算) ST5クラス 4位/総合50位

クラス上位
1. No.4 THE BRIDE FIT : 4'35.520
2. No.69 BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT :4'37.915
3. No.19 BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT :4'38.290

■Aドライバー 松尾 充晃 選手 2'19.726

気合タップリでのぞみ挑んだアタックラップで赤旗、
ベストラップ幻の18秒台を抹消 再開後、再び挑んで13台中、 クラス5番手。


■Bドライバー 三木 孝浩 選手 2'19.060

パラパラと降る雨によりウェット宣言が出されたものの
路面は食いつき、キッチリと仕事をする所が流石。
もう少しタイムアップを狙うが上位クラスのクルマに
引っ掛かり余力を残しタイムアタックを断念。
ST5クラス Bドライバー 3番手

■Cドライバー 大岩 浩気 選手 2'19.320

引き続きドライでタイムアタック。クラス3番手 予選タイムに計上されない
Cドライバーだが、キッチリと他の2人とほとんど 変わらないタイムを出し、
いつでもレギュラー参戦が可能な実力を見せ
決勝に向かってコマをすすめた。

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決勝日の天気予報は午後1時に降水確率30%
雨が降れば、フィット勢に対してパワーの劣るVitzの 勝率は上がる。
いずれにせよ、ピットストップを含めたチーム総合力が求められるため
決勝に向けてセットアップ、装備へメカニックの夜はふける。

まだまだこれから、精一杯、一年生チームは知恵を絞るのだ。




【Day3】:公式決勝レース


決勝日朝のウォームアップ、前夜からぐずついた空が
ついにしびれを切らし、路面を濡らしだした。

急遽、始まったウエット走行は ST5クラス 1位/総合44位と上位クラスの間に入った。

しかし、予選1位のNo.4 も1/100秒差ですぐ後ろに。

決勝は、トップ周回とタイム差1%以内で同一周回が保てる予定だが
天候次第で燃費を含めたペース配分をどこまで
上位チームに合わせることができるか勝敗のカギに。



そしてPITウォーク。

沢山の方々がご来場いただき

RQの「ブラッド♥エンジェル」、Hikaru/高宮しおり/山本めいが

1年生チームのピットを賑わせる。

多くのファンの方と触れ合えるのもS耐を含むレースの醍醐味。
もっと、身近に感じて観戦に来て頂けるよう
「クマケン&ブラッドスポーツ レーシング」も成績を残したい。


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・決勝スタート



天気予報どおりの曇り空、気温も穏やかでドライバーに優しいドライスタートとなった。

Aドライバー 松尾選手により順調にスタート、 最初のスティント30周を
途中順位を一つ下げるが無理なくトップと同一周回で交代。



引き続き、大岩選手が9位で周回

他車のピットストップにより 45周目に3位まで順位を上げたところで

49周目に痛恨のミッショントラブル。

グリーンに一旦クルマを止めるが再スタートができ
ピットインしミッションの交換が行われた




その後、3番手三木選手のドライブから
残り時間1時間15分で なんとかコースに復帰するも
計算上で2-3周ほど完走に足りない。

しかし、最後まで何があるか分からない。

残り時間、マシンをゴールまで持っていく。


三木選手で22周回後、
S耐規定の最低3回の ピットインの最後を給油、松尾選手に交代で完了。



最後のスティント、
5時間目を最後尾ながら チェッカーを迎えることができた。



結果は、完走規定 クラスTOPの70%周回を満たすことができず
残念ながら順位認定にはならなかった。

シリーズを通すと手痛い一戦となったが

ホームコース岡山以外でのレースで勝負になるか?という部分には
データの収集が出来て、次に繋がる事ができた。


次回、仙台 SUGO も応援よろしくお願い致します。

レースの写真は今回もFacebook 限定グループ
「BloodSports写真部」にてアップしています。

https://www.facebook.com/groups/672093709577270/


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